空き家の売却手続きは、相続登記の確認・必要書類の準備・複数社への査定依頼の3つに整理すると、全体像をつかみやすくなります。費用面では、仲介手数料の上限が売買価格の3々6万円消費税であること、固定資産税は引き渡し日を基準に日割り精算されること、解体や残置物の処分が必要な場合は別途費用がかかることを指しておくと資金計画が立てやすくなります。相続登記の確認・必要書類の準備・複数社への査定依頼という3つから着手すれば、全体の流れは自然と見えてきます。
売却以外の選択肢と組み合わせて考える
空き家バンクへの登録という選択肢
自治体が運営する「空き家バンク」に登録するという方法もあります。登録は無料で、地方への移住を希望する層など、通常の不動産流通では出会いにくい買い手・借り手とマッチングできる可能性があります。空き家バンクを通じて成約した場合に、リフォーム費用の補助金が用意されているケースもあります。
賃貸に出す場合は「定期借家契約」が安心材料になる
売却だけでなく、賃貸として活用する選択肢もあります。その場合は、契約形態として「定期借家契約」を選ぶことをおすすめします。将来的に売却や自己利用を検討している場合でも、期限を区切って柔軟に対応できる点が定期借家契約の利点です。
空き家のままにする場合は火災保険の見直しを
すぐに売却も賃貸もしないと決めた場合でも、空き家のまま放置するのは避けたほうがよい点があります。それは火災保険です。人が住んでいる前提の「住宅用」の契約のままだと、空き家であることの告知義務違反にあたり、いざというときに保険金が支払われない可能性があります。空き家になった時点で、契約している保険会社に連絡し、「空き家用」の契約に切り替える必要があるかどうかを確認しておくことが、思わぬトラブルを避けるための備えになります。
まずは現状把握から始める
空き家の売却手続きは、書類の準備や費用の把握など、確認すべきことが一度に多く感じられるかもしれません。ただし、実際に必要なことは大きく分けて「相続登記が済んでいるかの確認」「必要書類の準備」「複数社への査定依頼」の3つに整理できます。この3つから着手すれば、全体の流れは自然と見えてきます。
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