親から譲り受けた、あるいは長年住み続けてきた築50年の家。「こんなに古い家に価値なんてあるのだろうか」と不安を感じる方もいると思います。この記事では、築50年の家が実際にどのように評価されるのか、法定耐用年数や査定の仕組み、土地の価値の調べ方までを整理しています。

「築50年だから価値がない」と感じてしまう理由

法定耐用年数、22年という数字が独り歩きしている

不動産の査定や税務の計算では、木造戸建ての「法定耐用年数」を年数として扱います。築50年の木造住宅は、この基準を倍以上超えていることになります。しかし法定耐用年数はあくまで税務上・会計上の減価償却の基準であり、実際に人が住めるかどうかや、市場でいくらで取引されるかは別の話として捕える必要があります。

土地の価値がどれくらいあるかをまず確認する

築古物件の売却価格の多くは、建物ではなく土地の価値によって決まります。国税庁が公表している「路線価」や、国土交通省の「不動産取引価格情報検索」で近隣の取引事例を調べる方法があります。路線価は実勢価格の70~80%程度が目安とされているため、そこから逆算することで大まかな相場感をつかむことができます。

「築50年は買い手がつかない」というのは誤解

買い手には大きく分けて、建物を活かしたい層と、土地として活用したい層の2種類が存在します。買取業者であれば、建物の状態にかかわらず山地の価値を中心に価格を提示してくれるため、仒介で時間をかけずに売却したい場合の選択肢になります。「古いから売れない」と決めつける前に、複数の不動産会社に査定を依頼しみてください。

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